多機能型就労支援事業所サイバーコアでは、種と苗から育てる「農業訓練」を行っています。 季節の野菜を題材に、作業の段取りや安全な道具の扱い、共同作業でのコミュニケーション、 日々の記録など、就労に必要な基礎スキルを実践的に学んでいます。
農業訓練では、育てる過程そのものを学びの機会とし、準備・実施・振り返りを繰り返しながら、 作業力だけでなく観察力や協力する力も身につけていきます。
準備から実施、振り返りまで、一連の流れを意識して取り組む力を養います。
体調や天候にも配慮しながら、無理のない形で安全に作業する習慣を身につけます。
共同作業の中で、それぞれの役割を意識し、報告・連絡・相談の定着を目指します。
収穫という目に見える成果を通して、できたという実感や自信につなげていきます。
ミニトマトをはじめ、夏野菜の苗や種を中心に栽培しています(写真③)。 それぞれの生育特性に合わせて、日照や水量、誘引方法を変える「試行と工夫」も訓練の大切なポイントです。
花が咲き、実が育っていく過程を観察しながら、収穫・計量・簡単なパック詰めまでを一連の作業として学んでいきます。
季節と成長に合わせた「計画→実施→振り返り」を続け、次の作業や次作の改善にもつなげていきます。
農業訓練は、野菜を育てること自体が目的ではなく、働くために必要な基礎的な力を、日々の実践の中で育てていく取り組みです。 今後も、一人ひとりが役割を持ち、成長を実感できる訓練を積み重ねていきます。