研修報告
大牟田市保健福祉部福祉課総合相談、相談支援包括化推進、大牟田中央包括様のご依頼で、研修講師を務めました。
この研修の趣旨は以下の通りです。
本市では、地域共生社会の構築に向け、健康福祉総合計画の施策の一つとして、包括的な相談支援体制の構築に取り組んでいます。
現状、市民が抱える生活課題は、内容が複雑化・多様化しているものも少なくありません。
また、一方で、相談対応や相談支援を行なっている期間においては、支援対象が領域別、年齢別に区切られており、制度の狭間や他の分野を含む複雑なケースなど、属性を問わない相談支援の実施に苦慮している現状が見受けられます。
このため、複雑化、多様化する市民の生活課題を、年齢や属性を問わずに受け止め、解決に向けた対応を当事者と共に取り組む支援者が求められています。
本研修は、様々な課題を抱える当事者との対話等を通じ、相談支援を行なう上で必要となる視点や当事者との向き合い方を学び、相談支援の専門職として、分野横断的な知識や対応力の向上を図ることを目的として実施します。
対象となった受講者は以下の条件を満たす方々です。
定員10名で予定されていましたが、多くの受講依頼があり、最終的に13名が参加されました。
私が担当した研修テーマは「介護保険2号被保険者になっても社会的自立を目指す」でした。
児童・病院・居宅介護事業所・障がい者支援事業所・包括支援センター・福祉課等、様々な分野の方々が一堂にかえされました。
今回の研修を担当させて頂き、多くの方々にお話を聞いていただけたことを嬉しく思います。
令和6年9月1日の事業所開業に向け、一人でも多くの方々の社会的自立を支援できるよう、今後も尽力してまいります。